お知らせ
【後編】各業界の“プロフェッショナル”として活動する3名による特別対談を実施しました
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「プロ」として大切にしている想い、仕事にかける熱意とは
各業界の“プロフェッショナル”として活動する3名が対談(後編)
自転車ロードレースチーム『KINAN Racing Team』の石田哲也監督、車いすバスケットボール日本代表の赤石竜我選手、リラクゼーションセラピストの最高職位であるスーパーグランドマスターセラピスト※の佐野亜紀子さん、各業界の「プロフェッショナル」として活躍されている3名をお呼びし、プロとして仕事にかける想いや熱意について対談していただきました。
対談内容は、前編と後編の2部構成でお届けします。
※ラフィネグループセラピストのキャリアパス制度です。
後編では、3名がプロの仕事を通して感じる「嬉しい瞬間」や大切にしている想いについてご紹介します。
プロフェッショナルの仕事に興味がある方、これから新しいことにチャレンジする方、またラフィネグループのセラピストになりたい方へのメッセージがぎゅっと詰まった対談内容となっております。
プロフィール紹介
■石田哲也さん
KINAN Racing Team監督
2015年キナンサイクリングチーム(現キナンレーシングチーム)発足時から携わり、監督としてチームを率いる。
【2015年~2023年の主な優勝実績】
UCIアジアツアーランキング1位(2018)
ツアー・オブ・ジャパン(2018)
アジア選手権(2018)
全日本選手権(2018)
ツール・ド・熊野 ステージ優勝(2019、2023)
その他、国内外での優勝ならびに上位入賞多数
■赤石竜我さん
株式会社コロプラ所属
5歳の時に脊髄損傷を患い車いす生活に。
兄の影響でバスケットボールに興味を持ち、中学1年生の時から車いすバスケットボールのクラブチームで競技に取り組む。
2017年 U23世界選手権日本代表に選考され国際大会出場
2021年 東京パラリンピック日本代表最年少で銀メダルを獲得
2022年 IWBF(国際車いすバスケットボール連盟)男子U23世界選手権で金メダル獲得
※一部抜粋
2023年 日本体育大学児童スポーツ教育学部卒業
株式会社コロプラ入社。現在もアスリートとして競技活動を続ける。
■佐野亜紀子さん
ラフィネイオン新浦安店 スーパーグランドマスターセラピスト
2006年から株式会社ボディワークとプロフェッショナル契約を結び、セラピスト歴17年。
現在、ラフィネのキャリアパス制度、最高位のスーパーグランドマスターセラピストとして、後進の教育に当たるインストラクターとセラピストとの二足の草鞋で活躍中。
BWA認定インストラクター資格、セラピスト上級資格取得。
Q:「プロ」として嬉しい瞬間
お客様と喜びを分かち合えた時
佐野さん:
お客様と節目の会話ができることがセラピストとして働いていて嬉しい瞬間です。
長年ご来店くださるお客様とは、施術中の会話を通して大事な出来事を共有できたり、また過去から現在までの物事の過程を見届けられたりもします。お客様の節目の大切なイベントを聞き喜びを共有できるのは、大きなやりがいです。
試合に勝ち、目標を達成できた時
赤石選手:
私の場合は、試合に勝ち目標を達成するときが嬉しい瞬間です。2021年の東京パラリンピックでは、日本代表として初めて銀メダルを獲得しました。
選手も関係者も一緒になって喜びを分かち合い、銀メダルを獲得した瞬間は本当に感動的でした。
喜びや感動は、過去に苦しんだ経験が多ければ多いほど大きく感じると思っています。
最年長で出場した選手にとっては、20年間のアスリート人生でようやく手にした待望の銀メダルでした。同じ銀メダルでもその重さは、最年少で出場した私のメダルとは全く違う重さだったことを覚えています。
選手が輝ける居場所を提供できた時
石田監督:
監督として、選手たちがそれぞれの立場で輝ける居場所を用意してあげられると達成感を感じます。
キナンレーシングチームは10数名のチームですが、エースとして活躍する選手もいれば、残念ながら大会の出場機会が少ない選手もいます。そういう選手にはキナンレーシングチームのライドイベント等に参加していただいています。
選手として大会に出られない悔しさもあるかと思いますが、イベントはイベントでしっかり盛り上げてくれたり、関係者の方に「あの選手すごく協力的でよかったよ」とお褒めの言葉をいただけたりすると監督としても「よっしゃ、よくやってくれた」と嬉しくなりますね。
Q:「プロ」として大切にしていること
結果をどれだけ貪欲に追い求められるか
赤石選手:
プロは弱肉強食の世界で、結果が出ればどんどん給料もアップしますが、結果が出なければ次回からは選手として声がかからないシビアな世界です。
プロとしてお金をもらい競技をしているからこそ、結果を出す責任を持たなければいけません。この点がプロとアマチュアの一番の違いかと思います。結果をどれだけ貪欲に追い求められるか、その為にどういう行動をとるかを逆算して考えていくのがプロフェッショナルの仕事だと思っています。
貪欲に学び続けて、すべてを得ていきたい
佐野さん:
何をするにもプロとして仕事をするうえで「貪欲」という言葉を大事にしています。
「貪欲に学ぶ」「貪欲に指名のお客様を獲得する」「貪欲に働く」「貪欲にお金に対して考える」そういう言葉を最近表ざたに言うことは少ないですね。ただ、プロとして仕事するなら「貪欲に学び続けて、すべてを得ていきたい」と思っています。貪欲に学ぶことの大切さを皆さんにも伝えていきたいと思っています。
チャンスはどこに散らばっているか分からない…
石田監督:
私のこれまでの経験からお伝えしたいことは、チャンスはどこに散らばっているか分からないということです。皆さんも是非目の前に飛び込んできたことは、例え自分が苦手とすることでも「チャンス」と捉えて是非チャレンジしてほしいです。