コラム
タオルから不織布への変換で洗濯排水の大幅削減!さらに脱プラスチックカップのWの取り組み ラフィネグループ全国約550店舗が実践中
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■タオルから不織布への変換で洗濯排水の大幅削減!さらに脱プラスチックカップのWの取り組み ラフィネグループ全国約550店舗が実践中
全国にリラクゼーションスペースを約550店舗展開するラフィネグループでは、店舗で使用するタオルや着替えを「不織布」に変え、それらを洗濯する際に発生する有害な生活排水の削減に取り組んでおります。 これまで、施術の際にお客様のお身体やお顔にかけていたタオルや着替えは、都度洗濯し清潔を心がけていました。しかし海へ流入する有害な生活排水の削減に向けて、洗濯が必要なそれらの代わりに、洗濯不要で使い捨て可能な「不織布」のタオルと着替えを使用しております。
タオルから不織布の使用へ切り替え始めた当時は、使用済みの不織布は1度使用したのち捨てておりました。しかし現在では環境保全も考慮し、1度目の使用で捨てるのでは無く、お客様の衣服の上にかけて使用するなど直接お顔や肌に触れていない不織布は、「安定化二酸化炭素」を吹きかけ除菌し再利用しています。最終的に捨てる前には掃除でも使うなど無駄のない使用方法を取り入れています。
この結果、業者へ発注するほどのタオルの洗濯が必要なくなり、洗濯の際に発生する有害な洗濯排水の大幅な削減と同時に節水・節電にもつながっています。
■プラスチックカップから環境にやさしいクラフト紙製カップへ
また、生活排水だけでなく、プラスチックごみも同様に海洋汚染につながる大きな問題と認識しています。そこでラフィネグループでは、プラスチックごみの削減にも積極的に取り組んでいます。施術後、お客様にハーブティーをご提供していますが、その際に使用するカップをプラスチック製のカップから、環境にやさしいクラフト紙製カップに切り替えました。ラフィネのお客様全員が使用するプラスチックカップを、クラフト紙製カップに変えるだけでも、多くのプラスチックごみの削減につながります。
下記は、2019年1年間のラフィネ全国550店舗分のタオル洗濯枚数と、2022年4月から2023年3月までのプラスチックカップ発注数のデータです。
このSDGsの取り組みを行ったことで、かなりの洗濯枚数、プラスチックごみの削減に繋がっています。
■ラフィネ全国約550店舗分のタオル・お着替えの洗濯発注枚数(2019年の1年間)
タオル枚数 :約1,980,000枚/年
お着替え枚数:約1,032,000枚/年
合計 :約3,012,000枚/年
→洗濯不要な不織布タオル・お着替えに切り替えたことで、業者発注の洗濯は無くなりました。
■2022年4月から2023年3月までのラフィネ全国約550店舗のプラスチックカップ発注数
約1,394,250個
→2023年5月よりクラフト紙製カップに切り替え、約140万個のプラスチックカップごみを0に近い値まで削減していく予定です。
お客様にラフィネのリラクゼーションをお楽しみいただくとともに、衛生面でもご安心いただき、さらに地球の環境保全にも力を入れていきたいと考えています。 不織布のタオルやお着替え、そしてクラフト紙製カップを今後も使用していくことで地球の環境保護に多角的に貢献できるよう努めて参ります。
2023年度からクラフト紙製カップの使用に変更し脱プラスチックカップを図る