コラム
自律神経を整えて、毎日元気に過ごす秘訣
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コラム
なんだかだるい、疲れがとれない、やる気がでない、頭が痛い、食欲がない、、、そんな “なんとなく不調” はありませんか?
もしかすると、それは「秋バテ」かもしれません。
「秋バテ」は、夏のお疲れに加え、秋の寒暖差からくる自律神経の乱れが原因と言われております。
このコラムは多くのメディアに出演された、石川先生が監修されました!
講師紹介
- 石川 泰弘
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- ・日本薬科大学 医療ビジネス薬科学科 スポーツ薬学コース 特任教授
- ・日本薬科大学 漢方アロマコースで温泉学を教鞭中
- ・元バスクリン広報責任者
- ・元大塚製薬部長
- ・温泉入浴指導、睡眠改善インストラクターの資格を取得し、博士(スポーツ健康科学)の学位を取得
オリンピックにも出場した多くのアスリートのサポートをしたとして、各地で入浴・睡眠に関する講演を行い、TV・ラジオ出演のほか『お風呂の達人』など多数の著書もあり、 スポーツ健康科学の博士号を持つ本物の博士でもあります。
【自律神経とは】
さて、自律神経とはいったいどのようなものなのでしょうか?
自律神経とは、自分の意志とは関係なく動いている神経です。心臓や胃腸、血管や汗腺などといった、多くの臓器に関与しています。
交感神経と副交感神経の二つからなり、バランスを取り合っています。しかし、なんらかのストレスなどにより一方が働き過ぎてバランスが崩れてしまうと、不調をきたしてしまうのです。
- 交感神経
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ストレスの多い状況下・緊急事態の時
- ・心拍数を増やす
- ・心臓の収縮力を高める
- ・呼吸がしやすくなるように気道を拡張する
- ・発汗を促す
- ・消化や排尿などを鈍らせる
- 副交感神経
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リラックスしている時、休憩時
- ・心拍数を減らす
- ・血圧の低下
- ・消化や排泄を促す
- ・筋肉を弛緩させる
- ・抹消血管を拡張する
自律神経は、気温の変化や疲労具合によって、身体に様々な影響をもたらします。特に秋は、台風や秋雨前線などの影響で気温や湿度の変化が激しく、さらに夏のお疲れも加わって、自律神経が乱れやすい季節でもあります。
【自律神経が乱れるとどうなるの?】
自律神経の乱れは、様々な不調をもたらします。体温調節がコントロール出来なくなり、食欲不振や胃もたれ、下痢、便秘などの胃腸の不調や、腹痛や頭痛、めまい、寝つきの悪さなど。
さらには、仕事や勉強に集中できない、気持ちが内向きで憂うつになるなど、メンタル不調にも繋がり、人間関係に支障をきたしてしまうことも少なくありません。
【自律神経を整えるには】
自律神経の乱れによる不調を感じた時、また、乱さないように毎日整えておくには、漢方はとても効果的です。
実は西洋医学には自律神経の乱れによる心身の不調に対しての治療も薬もありません。
しかし、漢方は経験に基づく日本独自の伝統医学のため、自律神経に対してもアプローチができます。
漢方の考え方では、「気」・「血」・「水」という考え方があります。私たちの体の中を「気」・「血」・「水」の3つの要素がうまく巡ることによって、健康が維持されるのです。これらが不足したり、滞ったり、偏ったりしたときに、不調や病気、障害が起きてしまうと考えられています。
秋に多くみられるお疲れの緩和に漢方は有効です。そのような時は改善の手段の一つに漢方を取り入れてみるのも良いと思います。
毎日ぐっすり眠りたい、忙しい毎日を乗り切る活力がほしい、女性特有のお悩みを解決したい、内臓脂肪を減らしたい、そんなお悩みを抱えているかたは必見です。
参考文献:Kampo View