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34歳、転職5回。キャリア迷子が見つけたセラピストという天職「育児中でも時短でも関係ない。私の成長期はまだこれから」

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34歳、転職5回。キャリア迷子が見つけたセラピストという天職「育児中でも時短でも関係ない。私の成長期はまだこれから」

女性のための転職サイト『女の転職type』にて、ラフィネプリュス 柏高島屋ステーションモール店の店長セラピスト 村田 愛さんに取材いただきました!

※本記事は、発行元の許可を得て掲載しております。




給与、やりがい、子育てとの両立…理想を追い求めてキャリア迷子に


村田さんのキャリアは、沖縄のスキューバダイビングのインストラクターから始まった。


小学3年生から6年間ブラジルに住んでいた彼女。よく家族旅行で海に行っていたのと、両親がダイビングをしていたことで興味を持った仕事だった。


「スキューバダイビングは『忙しい日常から離れて、癒されたい』という理由で来てくださるお客さまがほとんど。そんな方が、自然と触れ合う中で笑顔になっていくのを見るのがうれしくて、やりがいを感じていました。


ただ、お給料がとても満足とは言えない金額で、正直生活はカツカツ。長く働けるイメージが持てず、退職しました」


実家のある千葉県に戻り、大手スポーツクラブが営む都市型ダイビングショップに販売職として転職したが、結婚して第一子を授かったことを機に退職。その後、眼鏡ショップの販売員としてパートで働き始めた。


「眼鏡ショップの販売員は、子育てと両立できることを第一条件に考えて選んだ仕事でした。


でも20代半ばに差し掛かり、何かしら『手に職』をつけなくてはという焦りが出てきたんです。そこで独学で簿記2級を取得して、経理事務に転職しました。


資格を取って、資格を生かせる仕事に就いて……。思い描いた通りの転職ができたはずなのに、全然もやもやは晴れなくて。


ひたすらパソコンに向かう毎日に『やっぱり私は接客業の方が楽しめるのかも』と気付いたんです」


そんな時に2人目の妊娠が発覚し、3度目の退職。次に選んだのはスポーツジムでの接客だったが、それも長くは続かなかったという。


「当時の仕事内容は、受付業務とお客さまに対するセルライトケアの施術対応でした。


受付でお客さまとお話しするのは楽しかったけど、施術の方はバキュームのようなものでセルライトをひたすら吸い上げるだけ。お客さまにとっても痛みの伴う施術です。


『本当にこれはお客さまを幸せにしているのだろうか』と、疑問に思うようになっていきました。


加えて、フルタイムの社員にならない限りはキャリアアップが見込めない状況で。『もっと成長実感を得られる環境で働きたい』と思って、転職先を探し始めたんです」


成長を諦めたくない。ようやく見つけた理想の仕事


人に喜んでもらえる仕事、そして、成長を実感できる仕事。これらを軸に村田さんは仕事を探し始めた。


「接客業がやりたいと思っていたものの、『手に職』へのあこがれも捨てきれなくて。モノを売るのではなく、自分のスキルだけで勝負できる仕事が良いなと思っていました」


そこで見つけたのが、ラフィネグループのサロンを運営する、株式会社ボディワークのセラピスト募集だった。


「ラフィネが魅力的だったのは、キャリアアップのイメージが明示されていたことでした。


何をどれだけ努力すれば次の職級に上がれるのか、職級が上がるとどれだけ昇給できるのか、全て具体的に記載されていたんです。


しかも、施術した分の報酬に加えて指名料などのインセンティブが出るので、頑張った分だけ成果につながります。


大好きな接客業で、技術を磨きながらキャリアアップも目指せる。


こんなに私の希望に合う仕事はないと思って、他を検討するまでもなくエントリーしました」


もう一つ、村田さんには仕事を探す上で欠かせない条件があった。それが「子育てと両立できること」だ。


二人の子どもとの時間を大事にするために、長時間勤務はなるべく避けたい。ラフィネはその点でも安心感があったという。


「短時間勤務ができることはもちろん、フルタイムでなくても頑張りに応じた評価が受けられることを入社前に聞けたのはよかったですね。


おかげで、ここなら子育てと両立しながら、自分の成長を追い続けるイメージがわきました」


見事採用となった村田さんは、セラピストとして一人前になるための研修をスタートさせた。


研修では筋肉の名称や働きを覚え、コリや緊張をほぐすための方法を学ぶ。まずは上半身だけ、次回は下半身と、細かく組まれたカリキュラムが村田さんを本気にさせた。


「ラフィネグループの研修には、短期集中で受けるコースと、自分の生活に合わせて受けられるコースが用意されています。私は後者を選び、週3回ほど通って、約3カ月で修了しました。


まったくの未経験だったので最初は大変でしたが、毎日新しい知識を学ぶのが楽しくて仕方なかったですね」


セラピストの仕事は、身体を癒すだけじゃない


研修を修了後、セラピストとして現在の店舗に配属された村田さん。少しずつ指名数を伸ばし、2年目に差し掛かる20年4月には店長に抜てきされた。


しかし、時を同じくして訪れたコロナ禍。新型コロナウイルスの猛威により、店長就任後間もなくデパート全体が一時営業停止になってしまった。


「営業停止は数日間だったものの、その後、お客さんがガクっと減ってしまって。『何とか売り上げを取り戻さなきゃ』と、集客のためにいろいろな手を打ち、とにかく必死に頑張りました。


他のスタッフには無理をさせたくない。店長として、自分が頑張らなければならない。そう思って、一人で抱え込んでいました。


ですがその結果、次第に体調を崩してしまい、店舗のみんなに『私、キャパオーバーなんです』って正直に伝えたんです」


その瞬間、スタッフ一人一人が自ら率先して動き、村田さんが抱え込んでいた仕事をテキパキとこなし始めた。


「店長が全て背負う必要はないよ」と、行動で示したのだ。


「どうして今まで仲間たちを頼らなかったんだろうって、すごく反省しました。『店長だから』と気負ってしまっていたけど、一人で頑張る必要はないんだって気付いたんです」


仲間を頼れるようになったことで、サステナブルな働き方が実現できた今、「仕事内容も、働き方もこれ以上ないくらい満足している」と村田さんは笑顔を見せた。


セラピストの仕事を始めてもうすぐ6年目。日々の施術を通して「セラピストはただ身体の疲れを癒すだけではないと分かった」と語る。


それを裏付けるような、とあるエピソードを教えてくれた。


「いつも指名してくださるご夫婦がいらっしゃるのですが、その日はご婦人の姿はなく、男性がお一人で来店されたんです。入店された時から、どこか元気がない様子が気になっていました。


声を掛けると、『妻が亡くなった』とおっしゃって。それから、静かに涙を流されたんです。


急なことで少し驚きましたが、私にできることはお客さまに寄り添うことだと思って、お話に耳を傾けました。


そして、お話を終えたお客さまからいただいたのが『いつも話を聞いてくれる村田さんだから、つらいことも素直に打ち明けることができたよ。ありがとう』という言葉。


その時、『私は施術を通して、お客さまの心のケアも行っているんだ』と気付きました」


一人一人に寄り添うことで、顧客にとっての大切な存在になれる。セラピストは「尊い仕事」だと、目を輝かせながら話す村田さん。


「お客さまにも言われるんですよ、『こんなに仕事が好きな人、見たことないよ』って。


これからももっと上を目指して、ラフィネグループのセラピストの中でも最高位の『グランドマスター』に挑戦したい。


そして、お客さまに心から信頼していただけるように精いっぱい頑張っていきたいですね」


文/宮﨑まきこ 撮影/洞澤 佐智子(CROSSOVER) 取材・編集/柴田捺美(編集部)




そんな村田さんにもご参加いただいたセラピスト4名による本音トーク座談会もぜひご覧ください。



▶リラクゼーションセラピスト4名による本音トーク座談会記事はこちら


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